今年度は毎日消費する日用品や化粧品に着目し、企業様がどのように環境に配慮した取組みを行っているのか知りたい！という学生の想いに株式会社資生堂様が応えてくださいました！

　当日はみなとみらいにある資生堂グローバルイノベーションセンター（S/PARK・エスパーク）にて、ご担当様からお話を聞いて、ディスカッションをしたり、ワークショップをしたり、盛りだくさんの半日となりました。
　
　始めにご担当者様から環境への取組みについて、お話しいただきました。資生堂様は今では当たり前になっているレフィルを付け替えることができる商品を約100年前の1926年には販売されていたそうです。他にも資生堂様の歴史の中で、環境配慮を念頭に置いた取組み・商品作りをずっと続けられているのが、印象的でした。

　
　お話いただいた後は、2023年４月から新たな取組みとなる「BeauRing」※１)についてご説明がありました。こちらはお客さまが使い終わった資生堂様の全ブランドのプラスチック製化粧品容器を店頭で回収し、新たな容器に再生する仕組みだそうです。回収は、あえてポイント等の対価をお渡しせず、無償で回収することを計画しており、その目的は、使い終わった容器は、対価を得るためのモノではなく、再生するための貴重な資源であることを一人一人に認識して頂くためとご説明いただきました。そこで資生堂様より「無償でも持参していただくには、どのようなことをすればいでしょうか」というワークのお題が提示され、グループに分かれてディスカッションしました。最後にそれぞれのグループで出たことを発表しましたが、学生らしい今のトレンドに合った内容でした。

　
　最後には、メイクアップ商品が開発される中で発生する廃材を使ったワークショップを行いました。

　
　学生が制作した作品こちらです！３月３１日までS/PARK２階で展示されています。２階は資生堂様の歴史や環境への取組みが分かるミュージアムになっています。ぜひ遊びに行ってみてください！
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※１）資生堂、プラスチック製容器の新循環モデル「BeauRing」の実証試験を開始
https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000003558